Venkman
Mozilla 1.x/Netscape 7.x/Phoenix/FirebirdのようなMozillaベースのJavaScript debugger (プラグイン)。
・Venkman JavaScript Debugger - Development Page
http://www.hacksrus.com/~ginda/venkman/
・Venkman-JP: JavaScript Debugger Venkman, Japanese Edition
http://skillup.jp/venkman/
日本語ローカライズ版の作成や関連文書の翻訳をしています。
「WindowsXP + Mozilla Firebird 0.6.1 + Venkman 0.9.79」
と
「WindowsXP + Mozilla Firebird 0.6.1 + Venkman 0.9.79-JP」
で試しました。
「Venkman-JP」は「en-US」と「ja-JP」の 2つのロケールに対応するものです。
はじめ「Venkman-JP」の存在を知らなかったので両方いれてしまいました。
アンインストーラーがないので、混在しちゃってるみたい。
デバッガのメニューに日本語と英語が混在。
はじめから、「Venkman-JP」使えばよかった。
以下を実行したら、メニューに英語、日本語の混在は直りました。
> MozillaFirebird.exe -UILocale ja-JP
アプリケーションフォルダにインストールされるようです。
動作は重いと思います。
その代わり、高機能ということでしょうか。
■ 起動
● 方法1
「Tools」>「Web Development」>「JavaScript Debugger」から起動する。
・・・はず何ですが、それらしきものはありませんでした。
Firebird ではメニューに追加されないそうです。
● 方法2
「-venkman」オプションをつけてブラウザを起動する。
> mozilla.exe -venkman OR > MozillaFirebird.exe -venkman
● 方法3
URLバーに「x-jsd:debugger」と入力する。
■ 使用方法
● 1ステートメントだけ実行する
Interractive Sessionビューの入力エリアにJavaScriptを入力してEnterキーを押す。
ここに「/help」と入力すると、ヘルプページが開きます。
「/」で始まる場合は、それはコマンドを意味します。
(例) /version
● デバッガへスクリプトを読み込む
ブラウザで開かれたページは、全て読み込まれ、「Loaded Scripts」(読み込まれているスクリプト)ビューと「Open Windows」ビューに追加されます。
● ブレークポイント
デバッガの「Loaded Scripts」ビューか「Open Windows」ビューからファイルを選択し、ダブルクリックします。
「Source code」ビューにファイルが開きます。
「Source code」ビューのJavaScriptの適当な行番号の左側を何回かクリックします。
すると、赤のBと黄色のFのマークがつきます。
Bは実ブレークポイント(コンパイル済関数の擬似コードに含まれる実際のトラップ命令)です。
プログラムの実行を実際に停止させます。
Fは予定ブレークポイント(まだコンパイルされていないスクリプト中で停止したい時に使用)です。
onLoad イベントや、関数の外側で実行されるJavaScriptに使用します。
ブレークポイントがついたら、ブラウザでそのJavaScriptを実行させます。
ブラウザで実行されると、デバッガのブレークポイント部分でとまります。
ステップイン、ステップオーバー。ステップアウトを実行できます。
● デバッグ実行中の操作
「Interractive Session」(対話セッション)ビューに変数名を入力すると、そのときの変数が表示されます。
「Local Valiables」ビューを見ると、ローカル変数とその値を参照できます。
他のビューにもスタックなどの情報がでるので、見てみてください。
■ 最後に
Venkman-JP (skillup.jp) には、日本語の資料もおおいので、お勧め。
機会があったら、付け足していきたいと思っています。
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