SQL Server 2005 Express Editionをインストールしてみる

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SQL Server 2005 Express Edition は、MSDE 2000 の次期バージョンであり、SQL Server 2005 の機能限定エディションです。
以下、このエントリでは「Express Edition」という事があります。

・Microsoft SQL Server: SQL Server 2005 Express Edition
http://www.microsoft.com/sql/editions/express/default.mspx
SQL Server 2005 Express Editionのホーム。(英語)

・Microsoft SQL Server Home
http://www.microsoft.com/japan/sql/default.mspx
「SQL Server 2005」のホーム (日本語)
2006/02/18現在、日本語の「SQL Server 2005 Express Edition」の専用ページは私は見つからなかったので。

・SQL Server 2005 Books Online
http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/sql/2005/downloads/books.mspx
SQL Server 2005用の「Books Online」。
オンラインでも見れます。
以下、このエントリでは「BOL2005」と書くことがあります。

そろそろいじっておいた方が良いかなと思って入れてみました。

SEE:
MSDE 2000 (このblogより)

Express Editionの機能制限

・SQL Server 2005 エディション別機能比較表
http://www.microsoft.com/japan/sql/prodinfo/features/compare-features.mspx
ここ↑の機能比較表を参照のこと

色々あるけど、真っ先に目が行ったのはこの辺?

  • CPU 1個
  • メモリー1GBまで
  • データベース容量 4GBまで
  • 「Enterprise Management ツール」なし

マルチコアの場合、CPUの数え方はどうするのかな?「サポート可能な CPU の最大数」の備考欄に「マルチコア プロセッサのサポートも含む」と書いてあるけど、つまりどういう事?1プロセッサーでコアが2つの場合、CPU 1個と数えていい?
同時接続関係の制限はないかな?

また、無償の管理ツールの「Microsoft SQL Server Management Studio Express」を別途ダウンロードできます。

ダウンロード

・ダウンロードの詳細 : SQL Server 2005 Books Online
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=be6a2c5d-00df-4220-b133-29c1e0b6585f
「セットアップとアップグレードの手順」なんかも書いてあるし、後々必要になるので、「SQL Server 2005 Books Online」をダウンロードしておきます。
最新の情報をBooks Onlineから得たいなら、英語版が最初に更新されるようなので英語版にします。

・ダウンロードの詳細 : Microsoft SQL Server 2005 Express Edition
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=220549B5-0B07-4448-8848-DCC397514B41
本体の「Microsoft SQL Server 2005 Express Edition」をダウンロードします。
インストールには幾つか必要なソフトウェアがあるので、「注意事項」の項目を確認しておく事。
「SQLEXPR_JPN.EXE」をダウンロード。

・Download details: Microsoft SQL Server Management Studio Express
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=82afbd59-57a4-455e-a2d6-1d4c98d40f6e&displaylang=en
Express Editionのインスタンス用の無償のグラフィカル管理ツール「Microsoft SQL Server Management Studio Express」。
2006/02/18現在、英語版しかないみたい。
インストールには幾つか必要なソフトウェアがあるので、「Instructions」の項目を確認しておく事。
私は64ビットプラットフォームじゃないから、「SQLServer2005_SSMSEE.msi」の方。
入手する方法の詳細は、「SQL Server Management Studio Express (SSMSE) Community Technology Preview (CTP) を入手する方法」を見ること。

・Download details: NorthWind and pubs Sample Databases for SQL Server 2000
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=06616212-0356-46A0-8DA2-EEBC53A68034&displaylang=en
Express Editionではサンプル データベース(NorthWind と pubs)は既定でインストールされません。
必要な人は、どうぞ。

・Download details: SQL Server 2005 Samples and Sample Databases (December 2005)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=E719ECF7-9F46-4312-AF89-6AD8702E4E6E&displaylang=en
Adventureworks サンプル データベース。
Express Editionではサンプル データベースは既定でインストールされません。
必要な人は、どうぞ。

・ダウンロードの詳細 : SQL Server 2005 Express Edition ドキュメントとサンプル
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=9697AAAA-AD4B-416E-87A4-A8B154F92787&displaylang=ja
こんなのもあったけど、上記と重複する?しない?

インストール

● SQL Server 2005 Books Online

とりあえず、「SQL Server 2005 Books Online」をインストールします。
デフォルントのインストール先は「C:\Program Files\Microsoft SQL Server\」っぽい。

スタートメニューの下に以下のメニューが追加されました

+[Microsoft SQL Server 2005]
  +[マニュアルとチュートリアル]
    -SQL Server Books Online (日本語)
    +[チュートリアル]
      -SQL Server Mobile Edition チュートリアル
      -SQL Server チュートリアル

あー、もしかしたら、Express Editionをインストールすれば、BOL2005も入るのかも?

● Microsoft SQL Server 2005 Express Edition

インストール方法の詳細は、BOL2005の以下の項目を見ること。

+SQL Server 2005 Books Online
  +SQL Server のインストール
    +SQL Server Express のインストール
      +SQL Server Express をインストールする方法

とか

+SQL Server 2005 Books Online
  +SQL Server のインストール
    +セットアップのユーザー インターフェイス リファレンス
      +セットアップ ユーザー インターフェイス リファレンス (SQL Server Express)

コマンドプロンプトオプションを使用してインストールには BOL 2005 の以下の項目を見ること。

+SQL Server 2005 Books Online
  +SQL Server のインストール
    +SQL Server Express のインストール
      +コマンド プロンプト オプションを使用した SQL Server Express のインストール

MSDEからのアップグレードも出来るみたい。
MSDEが入ってなかったから、今回はクリーンインストールしました。

ダウンロードした「SQLEXPR_JPN.EXE」をダブルクリックで実行し、インストールウィザードに従ってインストールします
任意のフォルダに作業ファイルを展開し、「C:\Program Files\Microsoft SQL Server」にインストールするっぽい。
ほぼデフォルトのままインストールしました。

うぅーん、「ハードウェアの最小要件 (警告)」が出てしまった。。。プロセッサ1GHz以上を満たしてないけど、最小は満たしてるから続行しました。
インストールウィザードの「登録情報」ページの「詳細構成オプションを非表示にする」のチェックを外して、内容を確認してみました

ウィザード終了後、スタートメニューの下に以下のメニューが追加されました

+[Microsoft SQL Server 2005]
  +[構成ツール]
    -SQL Server Configuration Manager
    -SQL Server エラーと使用状況レポート
    -SQL Server セキュリティ構成

「スタート」メニューから「セキュリティ構成ツール」(SQL Server セキュリティ構成) を起動します
Express Editionでは、指定しない機能はデフォルトでOFFが原則になので、少し構成を変更します。

○ 「セキュリティ構成ツール」の「サービスと接続のセキュリティ構成」

Express Editionでは、新規インストールの場合にネットワーク接続が無効になります
ネットワーク接続が有効になるように設定します。 (★考え方大事かも。)

リモート接続が必要な場合、左のツリーから「インスタンス名」>「データベースエンジン」>「リモート接続」を選択し、「ローカル接続およびリモート接続」をチェックし、「TCP/IPのみ使用する」にチェックします (必要なものをチェックします)

「スタート」メニューから「SQL Server Configuration Manager」を起動し、「SQL Server 構成マネージャ」>「SQL Server 2005 ネットワーク構成」>「インスタンス名のプロトコル」で、「共有メモリ」と「TCP/IP」が有効になってる事を確認します (必要なもののみ有効になってる事を確認します)。
「共有メモリ」では、同じコンピュータ上で実行されている SQL Server インスタンスにしか接続できません。

「TCP/IP」を有効にした場合、「既定のインスタンス」では1433/tcp、「名前付きインスタンス」ではインスタンスの初回起動時に未使用の TCP ポート番号が動的に割り当てられます。
今回は、「名前付きインスタンス」でインストールしたから、動的に割り当てられてるはず。

動的に割り当てられるので、現在割り当てられてるポート番号を確認しておきます。
「SQL Server Configuration Manager」を起動し、「SQL Server 構成マネージャ」>「SQL Server 2005 ネットワーク構成」>「インスタンス名のプロトコル」をクリックし、右フレームに表示される「TCP/IP」を右クリック>「プロパティ」をクリックします。
「TCP/IPのプロパティ」ダイアログが表示されるので、「IPアドレス」タブ>「IP ALL」の「TCP動的ポート」を確認します。

TCP/IPのプロパティ - TCP動的ポート

私のExpress Editionでは「3778」になっていました。ポート番号はインストールしたシステムによって異なるはず。
そこで、3778/tcpを別のプログラムで使用し、Express Editionを起動すると、「TCP動的ポート」に表示されるポート番号が「3115」に変わりました。
使用されてると、他の未使用ポートに切り替わるっぽい。

クライアントがSQL サーバの名前付きインスタンスに接続する場合、サーバ上の「SQL Server Browser」サービスからポート番号を取得します。
「SQL Server Browser」サービスを起動していない場合はポート番号を指定して(接続文字列の一部に入れる)接続する必要があります。
「SQL Server Browser」サービスは1434/udpで待ち受けるはず。

○ 「セキュリティ構成ツール」の「機能のセキュリティ構成」

左のツリーから「インスタンス名」>「データベースエンジン」以下に表示される項目を設定します。

● SQL Server 2005 Express Manager

インストーラを実行して、ウィザードの指示に従います。

スタートメニューの下に以下のメニューが追加されました

+[Microsoft SQL Server 2005]
  -SQL Server Management Studio Express CTP
  +[Configuration Tools]
    -SQL Server Error and Usage Reporting

「SQL Server Management Studio Express CTP」から起動し、Express Editionに接続します。

1. [サーバーへの接続] ダイアログ ボックスで、次のいずれかを指定します。
・ .\sqlexpress
・ (local)\sqlexpress
・ server name\sqlexpress
注 : SQL Server Express のデフォルトのインストールでは、インスタンス名 (SQLExpress) が使用されます。SSMSE を使用して SQL Server Express に接続するときに、このインスタンス名を指定する必要があります。インスタンス名が SQLExpress 以外の場合は、computer name\instance name を使用して接続してください。
2. Enter キーを押します。
SQL Server Management Studio Express (SSMSE) Community Technology Preview (CTP) を入手する方法

いい感じ。無償だし。

SQL Server 2005 Express Manager

変にウィンドウがゆれたり、灰色の四角形が表示されたままになる事あるみたい。
ちょっと処理が重い気がするのは、私のパソコンが遅いせいかな?プロセッサがExpress Editionの推奨を満たしてないし。

サーバー構成オプションを変更

例えば、DAC (専用管理者接続)の構成オプションを変更してみます。

サーバーがロックされていたり、異常状態で実行されたりしていて、データベース エンジン接続に応答していない場合でも、DAC により、管理者は実行中のサーバーにアクセスして、診断関数や Transact-SQL ステートメントを実行したり、サーバー上の問題のトラブルシューティングを行ったりすることができます。

デフォルトでは、ループバック IP アドレス (127.0.0.1)、ポート 1434 だけをリッスンしてるらしい。
だけど、netstatしてもLISTENしてないって事は、Express Editionじゃできないんでしょうか?
それとも私の設定が悪いんでしょうか?

BOL2005に、sp_configure システム ストアド プロシージャを使って構成オプションを設定する方法が載っています。

+SQL Server 2005 Books Online
  +SQL Serverデータベースエンジン
    +データベースエンジンの管理
      +サーバーの管理
        +サーバー構成オプションの設定 

BOL2005の以下の項目によると、

+SQL Server 2005 Books Online
  +SQL Serverデータベースエンジン
    +データベースエンジンの管理
      +サーバーの管理
        +サーバー構成オプションの設定 
          +remote admin connections オプション
remote admin connections に設定できる値は、以下のとおりです。

0 - ローカル接続のみで DAC を使用できることを示します。
1 - リモート接続で DAC を使用できることを示します。
remote admin connections オプション (SQL Server 2005 Books Online)

らしいので、実行してみます。

sp_configure 'remote admin connections', 1;
GO
RECONFIGURE;
GO

やっぱり、変化なし。使えないのかな?
分かる人いたら教えてください。

SQL Server Express のインストール コンポーネントの変更

「SQLEXPR_JPN.EXE」をダブルクリックして Express Edition をインストールした場合、作業ファイルが任意のフォルダに展開され、インストール完了時に展開した作業ファイルを自動的で削除するみたい。

「SQLEXPR_JPN.EXE」もう一度ダウンロードして、「-x」オプションをつけて実行し、ファイルを展開します。

C:\> SQLEXPR_JPN.EXE -x

展開先のフォルダを選択するように求められるので、適当な(後で削除が簡単にできるような)フォルダを指定し、ファイルを展開します。

その後、「コントロールパネル」>「アプリケーションの追加と削除」から「Microsoft SQL Server 2005」を選択し、「変更」ボタンをクリックします
「Microsoft SQL Server のメンテナンス」ダイアログが表示されるので、「新しいコンポーネントをインストールするにはここをクリックします」をクリックします
「インストールメディアの挿入」ダイアログが表示されるので、展開先のフォルダにある「setup.exe」を指定します
インストールウィザードに従って、コンポーネントを追加します。

MBSA 2.0 でスキャンしてみる

「SQL Serverのスキャン結果」を見ると、「SQL Serverのバージョンがサポートされていないためこのチェックはスキップされました」って出ました。

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) 2.0 について (2006年2月7日更新)」の「対象となる製品」には入ってないみたい。

ライセンス

SQL Server Express をアプリケーションと共に再配布するには、再配布権を登録する必要があります。
ダウンロードの詳細 : Microsoft SQL Server 2005 Express Edition

前に、少し調べたんだけど、なんだっけな?
「無償の登録をすれば、自分が作成したプログラムと一緒に再配布して良い」だっけな?(自信なし)
思い出したら書き込むかも。
「MSDE(Express Edition)は無料だから、自由に製品に組み込んでも大丈夫」って言う人がいるけど、製品に組み込んで客先に納入するのは、登録しなくていい?どうなんだろ?

今後、このエントリに追加するかもしれないもの

Download details: SQL Server Express Utility
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=fa87e828-173f-472e-a85c-27ed01cf6b02&DisplayLang=en
これ↑はなんだろう?今度みてみよう。

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このページは、ikeが2006年2月19日 01:00に書いたブログ記事です。

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